十二神を覚ますむすめ

世界は十二の獣神により守られていた。毎年交代で世界を見守る神たちは、自らの眷属から三人のしもべ――『三神器』を選ぶ。
一人は神の代わりに手を下す「右腕」。一人は神の代わりに人を守る「左腕」。そして一人は神の代わりに声を伝える「両耳」。
最年少で「右腕」に選ばれた虎族の遥香は寅の神がいる神殿に赴く。
そこにいたのは異端の白虎。そして――禁忌の黒猫だった。
※流血表現を含む場合があります。自己責任で閲覧してください。



本編



  • 序章「残酷な世界の創」1
  • 一章「最悪な三神器の出会い」12
  • 二章「強気な虎むすめの傷」12
  • 三章「嫌味な白虎の神殿案内」123
  • 間章「不可視な神の神器授与」1
  • 四章「孤独な虎むすめの涙」12
  • 五章「無口な黒猫の胸中」1
  • 間章「非力な人間の保身活動」1
  • 六章「不用な虎むすめの想」123
  • 間章「柔和な侍女の白虎攻撃」1
  • 七章「弱者な神の虚構真実」1
  • 八章「絶対な十二神の寝殿乱入」123
  • 終章「幸福な虎むすめの願」1


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